HPノートのバッテリ膨張

仕事で使っているHPのノートパソコンの内蔵バッテリが急激に膨張しました。使っていたPCはEliteBook 1030 G2というビジネスモデルです。底蓋を開けたらこんな風になってしまいました。

厚みが倍以上になっていましたが、裏蓋のバッテリ手前部分だけはねじ止めではなく、爪ひっかけで閉まっていました。バッテリが膨張した後は爪は外れて蓋が開いた状態になったのですが、ねじ止めなら底蓋は割れていたかもしれません。このあたりはバッテリ膨張を想定した設計なのかもしれません。(まあ、その前に2年程度でこの膨張は少し納得できませんが・・・)

常にACアダプタにつなげていたのが悪かったのかもしれませんが、これだけ膨れ上がったのは初めての経験。HPのサポートに交換バッテリ送付の見積もりを取ったら、送料込みで25,000円とのこと。ちょっと高すぎですね。

Amazonで「NOTEPARTS」というブランドの互換バッテリーを税込み7,980円で購入。ついでにM.2のSSDも128GBから256GBに交換。問題なく動作しました。入荷に2週間ぐらいかかるバッテリは粗悪な中華バッテリの可能性があるので安くても選択肢からは外しました。「NOTEPARTS」の品質は良くわからないですが、大阪の会社が運営しているみたいで、どこから出荷しているのかわからない中華バッテリよりかはリスクがだいぶ低そうです。

その後、バッテリーを長持ちさせるために80%に達したら自動的に充電がストップする設定がBIOSにあるとの記事をみつけました。(ビジネスモデルだけかな?)

https://jp.ext.hp.com/v-ivr/note-pc/performance/faq/03/

デフォルトではこの機能はOFFですが、80%充電でも運用上で問題なければONにするとよいでしょう。試しに有効にしてみたら、確かにWindowsの設定なしで80%で充電がストップしました。非純正バッテリでの火災事故が増えているそうなので、火災事故防止のためにフル充電しない設定は有効かもしれないですね。

Windows Server 2019でフォトビューアー

Windows Server 2019にはWindows 10にあるような「Windows フォトビューアー」が既定では使えません。

既定のフォトビューアーは標準では「ペイント」になっており、サーバーマネージャーの「機能の追加」を調べてもフォトビューアーらしきものは見つかりません。

ググってみても「フリーの画像ソフトを入れましょう」みたいな記事もあったりするんですが、実はWindows Server 2019にもフォトビューアーがCドライブに最初から入っていたりします。

これを使える状態にするにはレジストリ操作をすればいいようです。

参考URL:

How To Enable Photo Viewer on Windows Server 2016 or 2019 – Smart Home Pursuits

Step1. DLLをレジストリ登録

regsvr32 “C:\Program Files (x86)\Windows Photo Viewer\PhotoViewer.dll”

Step2. レジストリキーをダウンロードして解凍

MSPhotoViewerRegFiles.zip.zip

Step3. レジストリエディタでインポート

Regedit.exe(レジストリエディタ)を起動し、解凍したレジストリキーファイルのすべてをインポートする

あとは以下のように、フォトビューアーの既定のアプリを「Windows

フォトビューアー」に変更すればOKです。

Windows DefenderがArcserveを破壊

Arcserveでバックアップを取っている顧客のバックアップが突然、停止してしまいました。ログを見ると「復旧ポイントサーバーが使用不能な状態になった」というエラーを吐き出していました。

原因を調べたら、Windows Defenderがバックアップデータの一部をウィルスと誤検知し、バックアップデータの管理に必要なデータファイルが隔離フォルダに移動されてしまっていました。

しかし、隔離フォルダからファイルを元に戻してArcserveを再起動しても状態は回復しませんでした。原因が判明するまで、あーでもない、こーでもないとイジりすぎたのかもしれません。結局、復旧ポイントサーバーのフォルダを作り直してフルバックの取り直しになりました。尚、2次バックアップとして、復旧ポイントサーバーのコピーをNASに定期的に取っていたので焦りはありませんでした。

誤検知の防止策ですが、Windows Defenderの除外設定をして、Arcserveの復旧ポイントサーバーのデータフォルダを検知対象外に指定してやればOKのようです。

Windows Defenderの除外設定は、[設定] – [Windows セキュリティ] – [ウィルスと脅威の防止] – [設定の管理] – [除外] – [除外の追加と削除] です。

除外の設定画面

最初から誤検知されないようであれば楽ですが、仕方ないですね。

Windows Defenderが原因でバックアップが停止していることに気づかず、復旧したいときに復旧できないケースがあると怖いですね。Arcserveを入れたことに満足して、フォローをおろそかにはいけませんね。

MPN ActionPack

Microsoft Partners Network の ActionPack に加入しました。Office 365 E3(5ライセンス)、Visual Studio、Windowsの各種OS、SQLServer、Visio、MS Projectが使えて年間で5万円弱です。

デベロッパーの味方ですね。Office 365の単体ランセンス (Business Standard)は速攻で解約しました。

ひとり法人でもこの価格なら十分に経費で賄えます。MSDNのサブスクリプション価格よりも圧倒的に安いですからね。

もっと早く知っていればよかった。

なお、Office 365 E3に変更するとき、Outlookで使っていたメールデータはそのまま引き継げます。

Microsoft 365 管理センターに登録されているユーザーはそのままで、紐付けるOfficeライセンスの種別が切り替わるだけです。

タスク管理ツール

タスク管理ツールにRedmineを使っていたのですが、どうも使いづらくて馴染めませんでした。カスタマイズできるので使い込めば便利なんでしょうけど、そこにマンパワーを費やすだけの時間がありません。

一人で使うにはRedmineを使うメリットは見出せませんでした。

今のところ、

ざっくりとしたタスク管理は「MeisterTask」。

サブプロジェクトも作れるタスク管理は「wrike」。

と、分けて使っていますが、本当はどちらか一方で十分なのかもしれません。両方使ってみて様子を見ているところです。

両方とも有償ですが、両方とも直感的に使えるところがとてもいいです。時間のない一人法人にはヘルプなしで直感的に使えることはとても大事です。

MeisterTaskはとにかく見やすいので、かんばん機能で済むものであればこちらを使っています。スマホアプリも見やすいですし。Office365との連携機能もあるので、Outlookからも閲覧できるようにしています。

作業の時間計測もMeisterTaskでできますので、短日で済む作業ならこちらでも構わないかと思います。

MeisterTaskのダッシュボード

しかし、MeisterTaskはサブプロジェクトが必要なケースが苦手です。開発業務など、長いステップをあらかじめ計画しなければならないようなケースではwrikeを使います。

wrikeは生産管理のような本格的な業務にも使えそうなガントチャートを備えています。wrikeの本格的なガントチャート画面のデザインがお気に入りです。Redmineは無料でしたが、なにもしなくても欲しい機能がそろっているのでとっても楽です。

Trelloも本当は使ってみたいんですけどね。

とりあえずは、このMeisterTaskとwrikeの両方をしばらくは使う感じです。

「子供がスマホで勝手に課金」を解決

6歳の子供が「マリオカートツアー」というスマホアプリをやりたがったので、私のスマホにインストールしたら、Google Pay経由で勝手に3,300円が課金されてしまいました(泣)。

このアプリ、すぐに課金画面に誘導します。しかも、誘導のタイミングなどが結構、エグい感じです。任天堂ってこんなに「カネよこせ~」って感じでしたっけ? 

まあ、とにかくGoogle Payなどの課金システム側でなんとかする必要があるのでしょう。

そこで、親のGmailアカウントでGoogleにWebブラウザでログインした後、「ファミリー(https://families.google.com/families)」という機能を使えば何とかなることが分かり、以下の作業をしました。

(1)古いAndroidスマホを子供専用に準備

(2)子供専用のGmailアカウントを作成し、親のGmailアカウントを管理者としたファミリーグループの子供メンバー(18歳以下)として紐付け

(3)子供専用スマホに子供用Gmailアカウントを登録・紐付け作業

(4)親のスマホに「保護者向け Googleファミリーリンク」という管理ソフトをインストール

これで子供のスマホは親のスマホの完全な管理下に収まりました。

・許可を与えたアプリだけがパケットを使うことができる

・利用時間の上限が設定できる

・課金は基本的にできない

・アプリのインストールは親のGmailへの承認申請が必要

・子供のスマホの位置情報が取得できる

その他、多くの設定が用意されています。

とまあ、Googleのファミリーのしくみを導入すれば、完全に子供用スマホとして簡単に管理できます。このおかげで、こんな会話になりました。

子供「次の画面に進めない!」

私 「ライフがなくなったからでしょ。時間が経過したらまた遊べるよ」

子供「・・・」

私 「お勉強したら? その間にライフが貯まるんじゃない?」

子供「・・・お勉強する」

Googleのファミリーアカウントのおかげで「勝ったな!」という気持ちになりました。もちろん、子供にではなく、あの手この手で課金しようとする任天堂に対してです。

アプリごとの利用時間をグラフ表示もできるので、遊び過ぎていないかどうかを親のスマホで確認できます。

キャンペーン中の楽天モバイル UN-LIMITのSIMを使えば、外出先でも1年間は無料で使えますな~。iPhoneは確認していないのですが、古くて余っているAndroidがあれば、高価なゲーム機はいらないのでは?

ASUS H310M-A R2.0 購入

開発作業用PCのマザーボード ASUS P5B-Vに載せているメモリが破損。

もう、12年も使ったので仕方ないです。CPUもCore2Duo E6300 なので時代遅れも甚だしい。

なぜかストレージだけは交換していて、Samsungの860 EVO 1TB と高スペック。860 EVOの性能を引き出すためにもマザーボードごとの交換を決意しました。

仕事にならないので早速、近所のアプライドへいそいそと。

これを機会に仮想サーバー (Citrix Hypervisor 8.1)をお安く導入しようと思いました。CentOS6 (テスト用)、CentOS7 (Samba用)、Windows10(開発用)の最低3つのOSは稼働させたいのです。

電源と1TBのSSDと筐体はそのまま流用するとして、購入するのは、

・マザーボード

・CPU

・メモリ

です。マザーボードを買いに来るのも数年ぶり。

CPUは Core i3 9100が12,900円でお安いので即決。

Core i5にすると物理6コアまで増えますが値段が2倍だったのでケチっておきました。 これでCitrix Hypervisor上で仮想マシンを最低3台ぐらいは動かすつもりです。

DDR4メモリは16GBで約1万円なり。GUIなしのCentOS 2台とWindows 10を1台ならこれで十分です。

あとはマザーボードですが、税込み7,800円でASUS H310M-A R2.0を購入。

ASUS H310M-A R2.0

microATXなので拡張性は少ないですが、ゲームをするわけではないのでこれで十分でしょう。

左下の黄色い線はLEDになっていて、通電状態を確認できるようです。電源OFFにした後、コンデンサーの電気が放電して空になるまではLEDが光るしくみのようです。通電状態で下手に触ってマザーボードを壊してしまわないように、目で確認できるしくみですね。

フロッピードライブやIDE、IEEE1394のコネクタはなくなっています。 マザーボード右下のPower LEDも3ピン端子から2ピン端子になっているし、 M.2とかいうインターフェイスも搭載されていて浦島太郎のような気分です。

でも、CPUの Core i3-9100 は Core2Duo E6300 と比べて5倍ぐらいのスペックがあるみたいです。3万円でパソコンの能力が5倍になって、仮想マシン3台を手に入れたと考えれば安いもんでしょうか・・・。

下は取り外した P5B-V。12年間、お疲れ様でした。

RAID1も組める安定感抜群のマザー。メモリは壊れましたが、P5B-Vは壊れないままの引退となりました。

翌日にはCitrix Hypervisor 8.1 Express Edition が無事に動作し、CentOS6, CentOS7がインストールできました。

しかし、XenCenterでCPUコア数をよく見ると4コアしか認識していないことに気が付きました! CPU 0 ~ CPU 3 までしか表示されません。

調べてみたら、 今のCore i3シリーズではハイパースレッディング(HT)って廃止されたんですね。物理4コアにハイパースレッディングが効いて仮想8コアが使えると思ってCPUを選んだんですが・・・。よく考えたら、たった1万2千円のCPUで8コアも使えるという考えが甘すぎでした。

  物理2コア × 2(HT) = 4スレッド

だったのが、第8世代からは、

  物理4コア × 1 = 4スレッド

という仕様になって、合計スレッド数に変化はないとのこと。

「今のCore i3 ってすげぇ、物理4コアもあるの? 10年も過ぎたらすごいことになってんだな」って喜んで、合計スレッド数をよく見ないで買った私がアホでした・・・。

Windows Server も動かしたいときはコア数がもう少し多いCPUの方が都合がいいのですが、しばらくは4コアで我慢です。

DAZN解約

F1とサイクリングロードレースが見たくてDAZNに加入していましたが、2020年からロードレースが番組から外れ、さらにF1の開幕がコロナウイルスの影響で延期。DAZNを契約する理由がなくなったので解約。

J-Sportsに鞍替えしようかと思ったけど、ジロデイタリアも延期だし、しばらくは観たいスポーツがない状態が続きそう。残念。