Citrix Hypervisor 8.2とWindow Server 2008R2について

昨年の夏にCitrix Hypervisorの最新版が8.1から8.2になりましたが、Windows7, Windows Server 2008R2がサポートから外れていることに気が付きました。

Windows7やWindows Server 2008R2をゲストVMとして、まだまだ現役で使っている企業は多いかと思いますが、うっかり8.2にバージョンアップすると起動しなくなる可能性があります。

要注意です。

Microsoftのサポートはとっくの昔に切れていますが、使っているソフトウェアの関係でWindows Server 2008R2をゲストVMとして使っている場合、代替え案を早めに検討しないと首が回らなくなる可能性があります。

例えば、ゲストOSを追加するために最新のHypervisorを導入する必要性が出たとしても、これらの古いゲストVMが足かせになるかもしれません。

古いシステムが社内で中核を担っていると身動きができなくなり、セキュリティの問題だけにとどまらず、業務そのものの継続に支障が出るかもしれません。そうなると、かなり大きな問題になってきます。

AzureやVMWareでは Windows Server 2008R2 はまだ動作対象OSから外れる様子はないので、Citrixはちょっとタイミングが早い気がします。どういう戦略なんでしょうか。